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体幹トレーニングで昇格つかめ!東大バレー部vol.19【お尻と腕も使って跳ぶ!】

2015年02月12日

東大バレーボール部指導レポート。
前回はウォーミングアップだけでしたが
今回はジャンプ力強化メニューをお伝えします。

やることは引き続き、基本的なトレーニングです。
運動前にはひめトレを使った骨盤底筋トレーニングなど
しっかり内部からカラダを活性化しておこなってください。

さて、前々回、「足腰を使って跳ぶ」ということをお伝えしましたが、
選手の練習を見ていると、お尻から股裏の筋肉を活用することと、
腕の振りを大きく素早く使うことの必要性を感じました。

ヒザと股関節をよく曲げバネのように下半身の大きな力を上昇力に変える。
そのためには腕を振って振り子のような反動を使います。
スパイク動作でも基本はそのようになっていると思います。
まずは100%の力で跳ぶこと。
試合中は、なかなか万全の状態で打つことはできません。
態勢が悪かったり、十分な助走ができなかったり、
レシーブが崩れてトスも悪くなってしまったり様々です。
相手チームからのプレッシャーもかなりのものです。

そのためにも完璧な態勢のジャンプをおぼえておくこと。
仮に不十分になってしまったとしても、以前よりは
高く跳べますから、より強い威力で打つことができます。
ブロックやレシーブでもしかりです。

さて、今回は主にチューブを使ったジャンプです。

膝を屈伸してまっすぐ上に跳ぶことを意識してください。
無意識で前に跳ぼうとしていると手をベンチにぶつけたりします。
そして、チューブをつけることで、ヒザがより内に入りやすくなっています。
ここを踏ん張って外にはねのける意識です。
脚の内側の筋肉を使います。
繰り返すとヒザがまっすぐを保って跳べるようになるでしょう。

今回2本目の動画は、一度ベンチから離れたベーストレーニングです。

冒頭に出てくる選手は、普通に跳ぶ能力があるのですが、
頭脳がブレーキをかけてしまうケースです。
怖がっているので、ベンチの上で安定して着地できないのです。
みなさんはこういった経験はありませんか?
ですので、この選手はこのトレーニングはいったんオヤスミです。
これを克服するには、まず選手が余裕でこなせる高さの台にて実施すること。
適切な高さの台がない場合は、まずフロアのベーシックなトレーニングに戻って、
ベースとなる着地動作と筋力・パワーを高めるようにします。
そのためのフロアでできるトレーニングをお伝えしました。
いずれも腕と股関節・ヒザを使うトレーニング。全身を使い、バネのように跳ぶことが目的です。
最後の連続ジャンプが正しく全員できるように訓練していきましょう。

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