HOME > CoreCon実践レポート > 体幹トレーニングで昇格つかめ!東大バレー部 vol.12【新チーム始動!】

体幹トレーニングで昇格つかめ!東大バレー部 vol.12【新チーム始動!】

2014年11月19日

IMG_0877

石塚です。久しぶりに東京大学に来ました。
新チームが発足して、一回目の指導。今日は早めに来て引退した4年生とあとを継ぐ3年生の代表と
ミーティングをしました。

彼女たちから、率直な感想と要望を聞き、
こちらからは今後の指導方針を話しました。
来春まで大きな大会がないので、地力強化の時期となります。
チームから要望のあった、瞬発力・ジャンプ力・肩の力・持久力の強化を目的として進めていきたいと思います。
ただ、ケガをしにくいカラダにすることが第一段階と考えます。

IMG_0884

車に例えると、エンジンを大きくしてスピードが出せるようになっても、
ブレーキとハンドルの扱いができなければ、大事故になってしまいます。
まずは痛みのある部位についてのヒアリング、姿勢や運動時の動きの評価をして故障を防ぐための
正しいカラダの使い方を脳に覚え込ませることから始めることにしました。

ミーティング後、さっそく現状の分析評価から始めました。
ファンクショナルムーブメントスクリーン(FMS)というテストを簡単におこないました。
カラダの安定性(フラフラしていないか)、可動性(必要な範囲で動くことができるか)、
連動性(スムースに動くことができるか)について、7 つの基本動作ごとにそれぞれ3ポイント、
合計21ポイントで詳しく評価するテストです。

IMG_0886

その後にトレーニング指導です。
普段やっておきたいメニュー表を渡しました。
ただ渡して「これをやっておいて」では、危険性があります。
意識したいポイント、例えば骨盤の位置、首を反らすポイントがあります。
これをパートナーをつけてチェックしながらやってもらうと
トレーニングの効果が高まります。
今日はこの注意点をお伝えしました。
そのトレーニングの一部を紹介します。

正しいキャットバック

サイドルック
背中にストレッチポールを当てたりすると、ストレートな背筋が意識できると思います。

エルボートゥ(片脚上げ)

肩甲骨腕立て伏せ

イモリ足

今季は指導の時間を大幅にとっていただくことになりました。
充実した体幹トレーニングをお伝えできるよう頑張ります。

CoreCon実践レポートの最新記事一覧

もっと見る