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体幹トレーニングで昇格つかめ!東大バレー部 vol.10【アダプテーション トレーニング】

2014年10月16日

遊びの中の脳科学です

遊びの中の脳科学です

石塚です。
東大女子バレー部は、公式試合としては、順位決定戦を残すのみとなりました。
最後も勝利をつかんで、有終の美を飾りたいものです。

今回、私が選手に実践したのは、「アダプテーション トレーニング」です。
これは先日行われました「コアコンフフェスタ2014」のセミナーの中で
この分野に精通する中鶴真人先生が紹介していたトレーニングを参考にしたものです。

実は、私たちは自分のカラダのことを驚くほどアバウトにしか感じていません。
それは自分のカラダの幅であったり長さであったりという基本的なことについてもです。
アダプテーション トレーニングをすることで、脳がこれらを再認識します。
同時に、スポーツパフォーマンスにも即効的な効果が表れるのです。

今日もまずは骨盤底筋を意識する感覚入力トレーニング、ひめトレから行います。

続いてアダプテーション トレーニングです。

モニタリングから。

バレーボールのネットの下に、長いゴムひもを張ります。
このゴムひもの下をくぐるわけです。ゴムひもに当たってはいけません。

最初はただくぐるだけです。

ヒザも使えていますか?

脚で関門を設けます。
最初は、カラダが脚に当たらないくらい、広げてあげてください。

楽しいトレーニングです。

どんどん狭くします。狭くしたらカラダが脚に当たってもいいです。なんとか通れるくらいの幅にしましょう。
脚から入っていってもいいです。今日は「くぐってください」としかルールを決めていません。

以上です。事後モニタリングが撮影できていませんでしたが、
選手はこれだけで、脚が上げやすくなったりカラダが軽くなった実感があり、大歓声でした。
皆さんもぜひ試してみてください。

子どものころ遊んだジャングルジムやトンネルの遊具などには、大変重要な意味があったわけですね。
大人になっても、このような遊びのトレーニングはたまにやってみるといいでしょう。

【本日のクールダウンエクササイズ】

「蹲踞」と書いて「そんきょ」と読みます。相撲でおなじみの姿勢ですね。
こうやって安定をキープできますか?

続いて足腰を中心に、コアなどをストレッチするエクササイズです。

参考になりましたでしょうか?
次回もぜひお楽しみに。

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