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体幹トレーニングで昇格つかめ!東大バレー部vol.5-体幹強化で競技力UP-

2014年09月04日

コアコンディショニングリサーチディレクター石塚です。

夏の始まりに、私はアメリカで行われたNATAシンポジウムに参加してきました。
その間も、東大女子バレー部は週に4回程度の練習を行っています。
伝統の一戦である、京大との試合もあったり、忙しい日々のようでした。

さて、本日のテーマは「コアが入ると力も入る」。
私はよく「コアが入る」「コアを入れる」という言葉を使うのですが、
コアが入っている状態とは、体幹が安定している状態です。
体幹トレーニングにより、コアが安定します。
これで四肢の末端である手足にも力が入り、スポーツパフォーマンスがアップするのです。
またケガの予防にもなります。
コアの筋肉を鍛えることで、その効果はさらに増大していきます。

まずはウオーミングアップで、コアを有効活用する準備、またはコアを入れる練習をしておきます。
いくつかの練習をすることで、意識的に「コアに力を入れる!」と思わなくても、コアが入るようになります。
今日はそのようなトレーニングをしてみました。

IMG_9434
まずは事前チェック。相手の腕を押したりして力の加わりをみてみます。

さっそくエクササイズ開始。
発育発達理論にのっとった、寝返りの運動や四つ這いの運動も入れました。

まずは寝返りの運動です。息を吐くときに回ります。
http://youtu.be/B6lH4fmUbdE

腰を持ち上げる運動です。
http://youtu.be/os8koWyYgnE

四つ這いからの腕立て伏せとシーソーエクササイズです。
http://youtu.be/4qzdcm3o1xk

さあ、変化はありましたでしょうか?
http://youtu.be/3xTi-0Izl-c

映像では
「手先だけでコントロールするのではなく、重心(コア)から力をコントロールできるようになると、正確性が安定してくる」と
話しています。これはレシーブを例にしていますが、トスの際の重心移動でも、ブロックでも、サーブでも、スパイクでも、変わってくるのです。
他のスポーツでも同様ですね。
私は、日頃のトレーニングでも「呼吸」の大切さを認識して、皆さんに伝えるようにしています。
例えばひめトレは呼吸のエクササイズをすることで骨盤底筋に力を入れることができる画期的なツールです。
こういった運動を日頃からしておくと、無意識的にコアが入るようになりますね。ぜひお試しください。

◎本日のエクササイズ

クールダウン時のエクササイズです。
呼吸をゆっくりしながらカラダの横側と足腰をストレッチします。
http://youtu.be/QQNyK-mHSqQ
もう一つ………。
http://youtu.be/sibkGoTFHQc
仕上げです。
http://youtu.be/f5Xlh6Hdcds

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