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体幹トレーニングで昇格つかめ!東大バレー部vol.4-現状を知る-

2014年08月26日

コアコンディショニングリサーチディレクター石塚です。
東大女子バレーボール部レポート、本日は選手の現状把握のために、運動能力測定を行います。
測定内容は、主にジャンプしてもらうだけなのですが、単にジャンプ力を計るだけではありません。

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この小さな機械を腰に着けて、2種類のジャンプをするだけで
◎ばね力/高さ(cm)※連続ジャンプでの高さ
◎ばね力/接地時間(ms)※連続ジャンプ間の設置時間。短い方が良い
◎ばね力/ばね力
◎ばね力/スティフネス(kN/m)※腱の強さ
◎ジャンプ力/高さ(cm)※膝を曲げて大きく跳ぶ時の高さ
◎ジャンプ力/パワー(W/kg)
◎ジャンプ力/筋力(N/kg)
◎ジャンプ力/スピード(cm/s)
を計ることができます。どうですか?本格的でしょう。
これにより見た目のジャンプ力だけではなく、その内容や選手の持っているポテンシャルを知ることができるのです。

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体重を入力します。

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ジャンプしてもらいます。

これだけで各選手のデータが出ました。

結果は、普段の練習で能力が高そうな選手はここでも成績が良かったのですが、
ほとんどの選手がなんらかの項目でベスト5に入っていました。どんな選手も見所と可能性があるということです。
しかし!総じてまだまだ伸びしろがあります。コアコントレーニングで秋までにこの数値を大きく伸ばしましょう。
今日、数字で各項目の実力がわかりました。秋にパワーアップしている姿が楽しみですね。
また、ストレッチポールやひめトレを使用することで手軽に自分の現状を知ることもできます。
それは左右のバランス差であったり、使用前と使用後を比較することで、以前は気がつかなかった、
当たり前だと思っていたことを知るわけです。ぜひ日頃のトレーニングに取り入れてみてください。

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今日は監督にもコアコンを体験していただきました!

●本日のストレッチ
スパイダーマン
これはコアの動きと四肢の動きを連動させるトレーニングです。
自分の頭のなかにあるイメージと同様の動きを行うためには頭脳も使います。
発育発達理論に基づいた腹這いの運動でもあります。
片側づつ伸縮を大きく行いますから、ランニング等にも効果があるんですよ。

まずは模範演技です!
http://youtu.be/W6aEHXMlP_Q

やってみました!頭も使います
http://youtu.be/n-BpC715sJw

皆さんもぜひやってみてください。

●付録
足首の痛みを訴える選手がいました。
そこでリンパの流れを良くするテーピングを施してみました。
太いテープをイカの足のように切ります。それを2枚。
写真のように格子状に貼るのです。効果はあったかな?

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