HOME > アスリートの声 > シリーズチャンピオンへ!|バイクロードレースライダー生形秀之選手取材
シリーズチャンピオンへ!|バイクロードレースライダー生形秀之選手取材
2017年01月20日
現役アスリートを訪ねて、これまでの活躍の裏に隠されたエピソードをお伝えしていきます。
今回お話をお伺いしたのは、バイクロードレースライダーの生形秀之選手(エスパルスドリームレーシング)。
全日本選手権J−GP2クラスで3年連続年間総合2位から、シリーズチャンピオンを目指す生形選手に競技への思いと、コアコンとの出会いについてお話しいただきました。
※動画にて詳細のインタビューを見ることができます。
-生形選手は、小学生の時にミニバイクに出会い、競技のキャリアをスタートさせました。しかし、バイクのライダーとして順調にキャリアを積み重ねたわけではありません。
「父親の影響でミニバイクを始めましたが、当時は”やらされている”感じがありました。僕としては普通に友達と遊びたかったので、小学校六年生の時に一度ミニバイクを止める決断をしました。
中学、高校と6年間はバスケットボールに打ち込み、またオートバイに乗りたいなって気持ちになったのです。そこから本気でミニバイクから挑戦して、徐々に成果を出し、今のロードレースのカテゴリーにステップアップしています。」
-現在アスリートとして第一線で、活躍する傍ら、所属チームの代表としてチームのマネジメントを同時に行う生形選手。なぜ一度辞めたバイクに再度挑戦しようと思ったのでしょうか。
「高校三年まで、本気でバスケットボールに向き合っていましたが、部活を引退した時に、これからどうするの?ってなんったのです。その時に、故・阿部典史選手が世界で活躍しているのを見て、世界で日本人が活躍できる競技っていいなと思い、再度バイクに乗りライダーとして活動していくことを決めました。」
-1999年から全日本ロードレース選手権に参戦後、長きにわたり第一線で活躍するための秘訣として、コアコンとの出会いがあったそうです。
「レースをしていると、バイクの操作にどうしても腕の力に頼りがちなところがありました。そうすると、すぐに腕があがっちゃって(疲労してしまう)、ハンドリングの精度が落ちてしまいます。
その課題を克服していくためにトレーナーとコンディショニングをしていく中で、大きい筋肉から腕へ力を伝えていくことを知りました。体幹の重要性がわかったのです。その時にトレーナーからストレッチポール®を紹介されて、それからは毎日ストレッチポール®に乗りコンディショニングをしています。」
-生形選手はライダーとして日本選手権のシリーズチャンピオンを目指すという目標を掲げています。そのほかにもチームの代表として夢があるそうです。
「今まではライダーとして雇われて出場していましたが、鈴鹿で行われる8時間耐久レースに自分でチーム運営をして出場したいと思っています。
鈴鹿8時間耐久レースは、日本だけではなく世界からも注目されている大きいレースです。そこでチーム運営をして多くの人を感動させて巻きこんでいきたいと思います。そういう大きいことを今後はしていきたいですね。」
ライダーとしてだけではなく、チームの代表として運営にも広大なビジョンを描く生形選手、今後の活躍に注目です。
アスリートの声の最新記事一覧