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体幹トレーニング「コアコンディショニング」を全米トレーナーに。ラスベガスでシンポジウム開催!
2014年05月26日
こんにちは、JCCAマスタートレーナーの石塚です。
大変なことが起きました。
今日のイベントレポートは、実はすごいんです。
米国ラスベガスで行なわれた、CATSのスプリングシンポジウムで、
「コアコンディショニング」を発表してきました。
JCCA岩﨑会長とひめトレインストラクターの岡橋優子さんの三人旅です。
CATSとは、College Athletic Trainers’ Society のことで
NCAA(全米大学体育協会)と密接に関わっている、トレーナーさんの組織です。
シンポジウムでは、主要講演の他にさまざまなワークショップ(理論発表と実践体験)が開かれます。
今回、私たちはこのワークショップにて、スポーツ先進国のアメリカのトレーナーさん33名に
コアコンディショニングを認知してもらうことができたのです。
私たちは前日にロスからラスベガスに入り、空港で米国向けストレッチポールやひめトレをピックアップ。
会場の下見を行ない、CATSシンポジウムのトップであるDonald D. Lowe氏やCATS役員の方にごあいさつしました。
シンポジウム当日は快晴です。私もランニングやストレッチなどを行い、会場へ向かいました。
会場内で目につくのは、各種のブースです。
日本ではまだ目にすることのない、最新のエクササイズツールや治療器、サプリメントなどを見学しました。
主講演を聞きつつ、ワークショップの開始に備えます。
10分前まではパラパラとしか集まらず、内心ドキドキでしたが、それから次々と増え、最終的には33名の参加者が着席なさり、
実に壮観。この素晴らしい方々の前で、いよいよ開会です。
さあ、我々も張り切ってまいります。
自称「Happyオヤジ」の岩﨑さんは、日本国内では、ヤル気を起こす「ペップトーク」の講演で忙しい日々を送っています。
その講演では、「オヤジギャグ」をきっかけにお話しを展開していくのですが、
ここラスベガスの会場でも、英語ながら参加者を引きつけるような楽しいトーク。
もちろんそればかりではありません。
私たちの「コアコンディショニング」がしっかりとした理論に裏付けされたものであることをプレゼンテーションいたしました。
笑顔で始まった彼らの表情が、徐々に引き締まっていくのを感じました。
その後は岡橋さんによる「ひめトレ」の講義です。
ヤマトナデシコの岡橋さん、大柄なアメリカ人トレーナーの皆さんの中で埋もれるようでしたが、
元気ハツラツ、明るいパワーでレクチャーを行ないました。
皆さん、ひめトレによる効果にも非常に興味があるようで、
イカツイ男性トレーナーもエクササイズを楽しそうに行なっていました。
最後に私の出番です。これだけ多勢の前で、英語でコアコンディショニングをレクチャーするのは、
もちろん初めてのこと。
しかしお二人のレクチャーを見ていたので、あまり緊張せず向かうことができました。
用意したポールの都合上、一度では無理で合計2回行ないました。
そうやって開始したベーシックセブン。
アメリカにはもともとストレッチポール(R)同様の円柱状のツールはあったのですが、
私たちの理論で実践される「縦に乗る」ということは彼らにとっても初めてのことだったでしょう。
彼らの緊張を解きほぐし、脱力&リラックスさせることに務めました。
そうやって実践が終わると、皆さんとも前後の違いに驚いていました。
さっそく「どこで手に入るのか」とか「もっと詳細なレッスンを」などと質問ぜめに会うことに………。
嬉しい悲鳴となりましたが、これをきっかけにして、アメリカのスポーツ界に
私たちのメソッドが伝わっていきます。
実に記念すべき一日となりました。
これからも彼らと交流を持ち続けていきます。次なる展開の約束をして、ワークショップはお開きとなりました。
※写真に登場する黒いストレッチポール(R)は、米国向け商品であり、日本国内ではお買い求めいただけません。何とぞご了承ください。
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