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インターハイ短距離で史上初の快挙「東京高校陸上部」にスイングストレッチをお伝えしてきました!
2015年12月24日
東京都品川区にある東京高校は、インターハイ優勝入賞の常連校で全国有名校です。
今回、ご訪問する機会をいただきましたので、スイングストレッチをご紹介してきました。
東京高校は、強豪校ですが、練習時間の短さでも有名。長距離以外は朝練がなく、夕方の練習も2時間半程度。3日練習したら1日休みが原則だそうです。都心近くにあるので、施設のスペースも決して恵まれているわけではありません。
そんな短時間集中型の練習を支えているのが、特徴あるトレーニング方法。そのメインは体幹トレーニングです。総監督の大村邦英先生をはじめとして、早くから体幹トレーニングの重要性に着目し、取り入れ、結果を出してきました。
ストレッチポールを使用したコアコンディショニングも、黎明期から採用していただいており、今回、13年も使用し、なお現役のストレッチポール6本を拝見してきました。
屋外で使用されていたこともあり、外観はとても綺麗というわけではありませんでしたし、一部切れている部分や、芯材をふざけてほじくったような部分もありましたが、芯材の円柱形は当初のままを維持しており、まだまだ使用に耐えられる状態でした。
その東京高校。今年のインターハイでは、100mで男女アベック優勝。なおかつ100m×4リレーでも男女アベック優勝でトラック優勝。これはインターハイ史上初の快挙です。大村先生の指導する体幹トレーニングがこの活躍を支えてきたのは間違いありません。その一助になればと思い、今回は新しいコアコンディショニングの一つ「スイングストレッチ」を使用したエクササイズをご紹介してきました。
まずは、岩崎JCCA会長によるペップトーク・モチベーションアップから。会長の熱弁を、選手の皆さんが真剣なまなざしで聞いていました。
その後、いよいよスイングストレッチのご紹介。お尻の筋肉がうまく使えなかったり、左右のバランス差が大きかったり、骨盤の動きを、他の筋肉がサポートしてしまったり、といったカラダのクセや改善点に気付く事ができるのがこのエクササイズの良いところです。
そして、それが自分の故障につながっていたり、パフォーマンスが伸び悩む原因となっていたりするので、今回、とても良い気付きを得てくれたのではないかと思います。
大勢の選手がいるので、予定を変更して、場所を変えてじっくりご紹介。先に教わった選手が後からやる人に教えてあげたり、「これできる?」「うーん、うまくできないー!」など明るく楽しい雰囲気でのエクササイズ講習会となりました。
皆さんの何事にも積極的に取り組もうという姿勢、素直に吸収しようというアツさを感じて、今後もまだまだ発展するだろうという予感を抱いて学校を後にしました。
東京高校の皆さん、ありがとうございました。
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