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プロレスラーにもコアコンディショニング!〜レッスルワン道場訪問してきました

GENスポーツパレス

日本レスリング界の聖地です

コアコンファン編集部、レッスルワンに突撃!

前回お伝えしましたとおり、ひめトレを体験したAKIRAさん。いたく感激してくださいました。
そして、レッスルワン若手の皆さんにぜひ教えてほしい、ということで………。
行ってきました、新宿にあるGENスポーツパレスに!

AKIRAさんからのオーダーは2つ。
○若手選手に、自分のカラダに対するケアの意識を高めてほしいこと
○そのために、ストレッチポールとひめトレを使用したコアコンディショニングの基本を伝えてほしい
ということでした。
使命感に燃える我々スタッフ一同ですが、プロレスの道場を訪問するのは初めて。
ワクワクドキドキしながらの訪問でした。

AKIRAさんのストレッチポールがありました! その横は?

AKIRAさんのストレッチポールがありました! その横は?

AKIRAさんが開発した、コアブロック。安全に効率よく首などを鍛えられるツールです

AKIRAさんが開発した、コアブロック。安全に効率よく首などを鍛えられるツールです

AKIRAさんは、コアコンのベーシックインストラクター資格者でもあります

AKIRAさんは、コアコンのベーシックインストラクター資格者でもあります

まもなく合同練習がスタート。まずは、柔軟体操からという静かな雰囲気です。
それもつかの間、すぐに体力づくりの基礎強化トレーニング。
若手の熊ゴロー選手が最初の声を出し、コーチ兼任の大和ヒロシ選手が
率先してお手本を見せながらこなしていきます。
レスラーの体力づくりといえば、すぐ思い浮かぶスクワット。
さらに腹筋運動や腕立て伏せなどのトレーニングがすべて200回ずつでした。
先ほどまで静かだった選手たちですが、すぐに額に大汗をかくように。
それでも練習は激しさをます一方。
徐々に複合的な肉体強化メニューに移っていきますが、
選手が自らに気合を入れる声が大きく響くようになりました。

感心したのが、選手の自主性を重んじるということ。
訪問前のイメージでは、鬼コーチが激しくスパルタで指導していることも
あるのだろう、と思っていましたが、現実はいっさいそんなことはなく、
選手が自分に課したハードルをより高い水準でこなそうとしていて、
お互いに切磋琢磨している姿が印象的でした。

トレーニングはさらに激しくなっていきます。
それでも最初の40分間は休憩も給水もなし。
試合では途中で水を飲むこともできませんので、
それに対応するトレーニングかと思われました。

「試合の最後でも、綺麗に技を出せる。だから疲れきっていてもこなせる
だけの体力をつけなければなりません。
昔は、いっさい水を飲んじゃいけない、と言われたんです。
真夏の暑い時でも閉め切ったまま、何時間もスクワットやったり。
それでは命に関わる、ということで、今ははるかに安全に配慮したものになりました」
(AKIRAさん)
練習中も多くの先輩たちが、常にケガが起きないように配慮していました。

実戦的な練習が始まりました

実戦的な練習が始まりました

基礎練習が終わって休憩がはいります。
徐々に実戦を想定した動きのトレーニングに。
ロープにカラダが当たる音や床に打ち付ける足音の激しさに、
それに対応できるだけのカラダづくりの過酷さが感じられました。

終盤は、実際の試合に近いトレーニング。
練習とはいえ、本番で起こりえることをこなしていきます。
ある意味試合以上の激しさで、何度もなんどもぶつかり合い、
技を繰り出し続ける様子に、取材陣も固唾をのんで見守るしかありませんでした。

最後は呼吸法や瞑想。長くて激しい合同練習会の終了です。
ここから、私たちのもう一つの出番、コアコンディショニングのご紹介です。
この日は、疲弊したカラダをゆるめ、本来の状態に戻そうとするコアリラクゼーション。
ベーシックセブン、肩甲骨まわりや股関節まわりの運動をおしらせしました。
レスラーの方たちからは、背中が床にべったり付く、腕が上がりやすくなった、
股関節がよく動くようになった、立った時に安定するなどの声が聞かれました。

コアコン体験会が始まりました

コアコン体験会が始まりました

その後、骨盤底筋をトレーニングする「ひめトレ」をご紹介。
先ほどの運動でゆるめたカラダを、キープする目的です。
骨盤が正しい位置にあることをわかった選手の方もいて、
こちらも期待どおり、いやそれ以上の反応でした。

詳しくは、動画を見ていただくとして、
こちらからは、ぜひ自分のカラダの今の状態を気づいてほしい、そして
日頃のケアのために、練習後には、ぜひカラダを緩めることをしていただきたい、ということと、
ツールはあくまでも、みなさんのカラダのケアのお手伝いだ、ということをお伝えしてきました。

動画の最後には、参加者の方を代表して数名に、感想をお伺いしました。
そのシメは大和ヒロシ選手。ちょっと通販番組ぽくなってしまって、みなさんからも笑いがおきましたが、
おっしゃることは極めて、こちらの意を組んでいただいたことでした。
道場では、コーチ役を務める大和選手。
カラダのことについても人一倍研究熱心で、長年取り組んでいるのがクンダリニーヨガのようです。
動画に出てくる「火の呼吸」「ヌルバンドゥ」というのは、クンダリニーヨガの用語の一つ。
ヌルバンドウというのは、骨盤底からの気を脳天に抜けるように意識する呼吸法だそうで、
まさにひめトレに通じる考え方でした。
何千年も昔から骨盤底筋の大事さが認識され、それが現代まで伝えられていると知り、
私たちも非常に感慨深く思えました。

今回の体験会では、私たちも大変貴重な経験をさせていただきました。
また新たな発見もありました。今回のセッティングをしていただいた
AKIRAさん、また参加者の皆さん、そしてこのような場を設けていただいた
レッスルワンの皆さんに感謝致します。
今後もぜひ、日頃のトレーニングの一部にコアコンディショニングを活用していただければ幸いです。

今後もいろいろな方にコアコンをお伝えしていきます。どうぞご期待ください!
コアコンファンの最新情報は、
コアコンファンFacebookページ https://www.facebook.com/coreconfan
または コアコンファンyoutubeチャンネル でぜひどうぞ。

AKIRAさんホームページ http://akiranogami.com/
(ご自身で開発された首回りのトレーニングツール”コアブロック”の紹介もしています)
レッスルワンホームページ http://www.w-1.co.jp/