ぶら下がり運動の前に知っておきたいコト | 猫背のまま行うのは危険かもしれません

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ぶら下がり運動の前に知っておきたいコト | 猫背のまま行うのは危険かもしれません

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先日、公園に行った時のことです。
初老の男性が雲梯(うんてい)を利用して「ぶら下がり運動」。
気持ちいい体操の一つにみえ、けっこう長い時間をかけて行っていました。
しかし、ぶら下がり中の姿勢と、帰り際の姿勢を見て…。

端的に言うと、その男性は猫背気味でした。
猫背のままぶら下がり運動を行っているので、
腕が真上に上がっておりません。
ちょうどこの記事の女性の、beforeの状態の感じです。

イラストでお伝えします。
ブラ下がり
猫背のため、腕が真上に上がらないことで、ぶら下がり中の姿勢も「く」の字になっています。
ぶら下がる事で背筋が伸び、猫背を解消し、
腕を上げやすくする効果を狙っているのかもしれませんが、
終わった後の彼の姿勢にはあまり改善は見られませんでした。

見方を変えて考えると、体重や腕の力を利用して肩甲骨の可動域を
無理やり広げようとしているとも考えられます。
そのため日常生活では考えられない過度の負荷が肩まわりにかかり
ケガの危険性もあるのではないか、と心配になりました。

公園で運動や体操を行う姿勢は自分の健康づくりを考えたセルフコンディショニングであり、
とても素晴らしいと思います。
雲梯を利用したぶら下がりは握力や腕力の向上にも繋がるでしょう。
ふだん縮こまっている部分が、伸びることでイタ気持ちいい感覚があるのかもしれませんが、
カラダに負荷をかけすぎないように行っていただきたいと思います。

コアコンファンとしては、まず肩甲骨まわりと胸郭を緩め、肩甲骨周辺を動かしやすくして
腕がまっすぐ上に上がるようになる運動をオススメしたいと考えます。
そのうえで、あえてぶら下がり運動を行うのであれば、全体重がかからないように、
足がつくくらいの高さから行い、
徐々に体重をかけていくなどの方法などはどうでしょうか。

ストレッチポールを利用して、腕が上げやすくなる運動については、
先日、コチラの記事にて紹介しました。

今日は、もう一つ基本的な運動の中から床磨き運動を紹介します。
ストレッチポール・基本的な運動〜床磨き運動
これは、負荷が少なく毎日でも行っていただきたい運動です。
腕の力を脱力して、はじめは大きく、だんだん小さな円を描くように動かしましょう。
肩甲骨まわりに振動が伝わるような感じで行ってみてください。
反対まわりにも動かして終了となります。

まだまだ寒い時期が続きます。外の運動の前にぜひ十分カラダを緩めていただきたく思います。
【参考動画】猫背を解消すると腕が上げやすくなる理由