HOME > 2.腰の不安 > 腰痛改善にストレッチポールのエクササイズを試してみませんか?
腰痛改善にストレッチポールのエクササイズを試してみませんか?
「あー痛い、腰が痛い!」
前屈みの作業を続けると、腰に鈍い痛みが。このような作業を続けるといつも同じような痛みが発生。
年に数回はさらに重い痛みになり、数年に1回はギックリ腰を発症。
なんとか腰痛改善をしたいと思って整形外科などで受診をしても、あまり要領を得ないお返事をいただくことがあります。
腰痛改善エクササイズを教えられて、「ご家庭で試してみてください」と言われたりして…。
効果に自信がなくて長続きしなかったり、ということもありますよね。
今日はストレッチポールを使ったエクササイズをご紹介しますので、ぜひ試してみてください。
(急性の強い痛みがある時は使用をお控えください)
さて、実はこのような方はとても多いのです。それは、腰痛の85%がレントゲンなどの画像検査を行っても
直接の原因が特定できないものだからです。
明らかに整形学的疾患と認められるもの(椎間板ヘルニアなど)はわずか15%でした。
原因不明ですぐに対処が難しい腰痛に対しては、安静と保存の対処治療法が効果的であると確立しています。
しかしこの日本中の方のうち、60%もの人が慢性的に腰痛に悩んでいるというデータがあります。
では、なぜこのような慢性的な腰痛になってしまうのでしょうか。
原因がはっきり特定できない腰痛は、生活習慣・ストレス・不眠・神経障害などが原因に考えられます。
日常の生活習慣で腰痛の原因として一番多いのが、長時間での同じ姿勢や、
カラダに負担のかかる無理な体勢でいることがあげられます。
負荷のかかり続けた筋肉が、痛みを引き起こし腰痛となるのです。
生活習慣などで腰痛になる人の多くは、慢性的な症状となってしまいます。
これを改善するためには、生活習慣の見直し・上質な睡眠の確保などがあります。
また、長時間同じ姿勢を続けたことで歪んでしまったカラダを本来あるべき姿へ導くことが重要です。
腰痛予防&改善のためには、正しい姿勢に導き、それを維持し続けるためのエクササイズが効果的で改善が期待できます。
ストレッチポールを使用したコアコンディショニングのエクササイズで緩めて、整えて、鍛えて腰痛改善しましょう。
まずは同じ姿勢やクセで偏ってしまっていたり負荷がかかっているカラダを緩める運動を行います。
緩めるための運動
さらに腰痛予防の効果を上げるために、骨盤まわりと股関節を緩めより動きやすくする運動を行ってみましょう。
骨盤周りに特化して、緩め、整え、その状態を維持する、という流れになっていますので、この順番をお勧めします。
ここでは、腰痛改善へ導く「緩める」ための運動の一つとして、「フロッグキック」を解説します。
このエクササイズは骨盤の位置を整え、股関節の動きをよくします。
エクササイズのポイント
①片脚を伸ばします
②リラックスしたところからつま先を内側に倒します。
③踵を滑らせるように膝を曲げていきます。
④ゆっくりと膝を外へ倒します。
⑤踵を滑らせて元の位置に戻しましょう。
この動きを繰り返します。
踵を前後一直線に動かすイメージで②~⑤の4つの動きを滑らかに行いましょう。
5回を目安に股関節がスムーズに回るのを感じていきましょう。
いずれのエクササイズも、頑張りすぎない程度で大丈夫です。
骨盤周りが正しい位置で安定すれば腰痛予防&改善となっていきます。
また、お腹の深層部の筋肉を鍛えることで背骨をサポートする筋肉をつくることができます。
ひめトレのエクササイズもぜひお試しになってみてください。