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カラダの左右バランスを整えて、スポーツパフォーマンスアップ!
突然ですが、カラダの左右バランスのチェックをしてみましょう。
1)カラダを左右に倒す。どちらかだけ左右に倒しやすいなど、左右の違いはありませんか?
2)両腕を振り上げてそのまま上にジャンプ。すぐ目を閉じて、片足で着地してください。
どうですか?フラつきませんか?
3)もう一つやってみましょう。目を閉じたまま、大きく足踏みしてその場で100歩あるいてみてください。
つまり目を閉じて足踏みのまま100ステップです。
これは体育館や広い場所で行ってみてください。なぜならば、どんどん前後左右に行ってしまう可能性があるからです。
目を開けてみたら、最初の位置から大きく離れていた、ということは珍しくありません。
スポーツパフォーマンスアップを望まれるアスリートの方ならば、
この左右バランスをなんとかしたいと取り組んでいられる方は多いと思います。
私たちには利き手や利き足などがあり、字を書いたりボールを蹴ったりする
主に「使いやすい方」がカラダの左右で存在します。
競技としての動作はさらに左右での使い方が異なるので、
野球選手やサッカー選手などのアスリートになると腕の太さが左右で大きく違うなど
顕著に出てくることもあります。
これがカラダの左右バランスの差に繋がっています。
たしかに臓器などの位置も、もともと左右で違っていたりして
左右にバランス差が出やすいものです。
しかし、この左右差が大きくなってしまうとカラダに負担がかかってしまい、腰痛の原因になったり、
カラダの不調を感じることもあるのです。
スポーツパフォーマンスにおいては、まず重心位置の偏りが出ます。
そうすると左右の振れ幅が大きくなります。
例えばランニングではふらつきが大きくなり、タイムが伸び悩みます。
さらに他の筋肉で安定させようとして、エネルギーロスとなります。
バスケットボールやバレーボール等では空中姿勢の安定度にも違いが出ます。
サッカーではフリーキックの軸の安定さやカラダの当たり強さにも差が出ます。
そして靴の減り方などにも影響が出ます。足首、ヒザや腰に対して、地面から負担がかかりやすくなります。
そのために体幹トレーニングで左右のバランスを平常にしようと鍛えるわけです。
バランスボードやバランスボールなどのツールが有効であると考えられています。
私たちも大変有効であると考えますが、まずその前にコアコンディショニングで
左右のバランス差を解消しやすくするためのエクササイズを行うことをお勧めします。
ストレッチポールやひめトレ、スイングストレッチを使用したコアコンディショニングでは、
まずカラダをゆるめて左右差のもととなっている偏った緊張をほぐして、
正常の位置に整わせる状況をつくります。さらにその位置でキープできるようなエクササイズを行います。
その上でバランスボードなどを使用する方がトレーニングがより効率的になるでしょう。
コアコンディショニング自体にも、カラダのバランスを鍛えるエクササイズが多数あります。
今回ご紹介するエクササイズは、ストレッチポールハーフカットを使用した「体幹バランス 手×足」エクササイズです。
安定したハーフカットの上で手と足挙げにチャレンジしてみましょう。
初めての方はまずは手から。その次に足のみ。
動画では両手×片足までですが、最終的には両手×両足挙げをめざします。
ストレッチポールハーフカットを利用して、カラダの左右バランスを整えましょう。