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膝痛予防はストレッチポールで! ヒザ周囲と股関節を緩め動きやすくする運動

【ミドルエイジから急増する膝痛】

立つにしても座るにしてもヒザが大事。
ヒザを曲げない日はほぼないですよね。
そのヒザに不安をおぼえたり歩くたびに痛くなると、外出や運動、日常生活がおっくうになります。

膝痛の原因としては以下のようなものがあるでしょう。。
・ハードワークによるヒザの酷使
→スポーツ愛好家の方や建築現場作業、運送業など重い荷物を運んだりする肉体労働の方が起こりやすいです。
・運動不足に伴う肥満や筋力不足
→自らの体重を支えるヒザへの負担が大きくかかるようになるため痛みの原因になりやすいです。
・歩き方・姿勢などの生活習慣からくる痛み
→立ち方や歩き方などの日々の生活の中で膝に負担をかけ続けていることが原因で痛みが発生することが多いです。
・変形性膝関節症による関節液内のヒアルロン酸減少
→関節液は、関節の中で潤滑油のような衝撃をやわらげる役割をしています。関節液内のヒアルロン酸が失われると、
ヒザ関節の正常な動きができなくなり、炎症をおこします。また、ヒザに水がたまる間接的な原因となります。

【膝痛予防のために】

膝痛を改善・予防していくためのポイントとしては、
・痛みの原因となっている炎症をとる(痛みがある場合は必ず医師の診断をあおいでください)
・炎症の再発を防ぐために筋肉や骨などを強化する
・日常生活で負担をかけないように無理な姿勢をとらない
などがあります。
一度発症してしまった痛みについては専門知識を持った医師や治療家、トレーナーの治療・指導のもとで改善していきましょう。

最近ヒザの周りが重い…。少し筋肉が落ちてきたかも…。ヒザの安定度が落ちてきた…。
そう思われる方は運動の中で筋肉や骨を強化して、日常生活の中で膝に負担のかからない姿勢を維持するようにします。
「今現在はヒザの痛みは自覚していないけれども、今後痛くなるのは嫌だ。」 このように考える方も多いと思います。
日々の積み重ねが、未来の健康をつくります。

【膝痛が起きにくくなる予防法とは】

ここで重要なのがカラダの緊張をとることです。
その上で姿勢を整え、無理な姿勢からくるヒザの痛みを予防します。
スポーツ時におけるケガの予防などにも役立ちます。
つまりカラダの緊張がとれれば、ほかの予防改善にも良い影響が生まれてきます。
運動不足に気づき、いきなり激しい運動を開始してもかえって負荷がかかります。
また、正しい姿勢やフォームで運動をしないとかえって膝痛を発症したり悪化することになります。
カラダを緩め、本来あるべき正しい姿勢を作った上であたることが大事です。

ここでおすすめするのは、ストレッチポールを使用したコアコンディショニング「膝緩め運動」エクササイズです。
膝関節の周囲の筋肉を緩めることはもちろんですが、これは本来、股関節を緩め正しい位置へ導くエクササイズなのです。

「膝が痛いのに股関節を緩めることに効果があるの?」と疑問を持たれるかもしれません。
実は、股関節が固くうまく動かせていない方は、
歩いたり、日常生活を送る際に膝に負担がかかりやすいのです。
例えば、歩く際にかかとを引きずるような歩き方。
地面をしっかりと蹴れておらず、膝が前に出ている歩き方です。
街中でよく見かけますが、このような歩き方を積み重ねていると、膝に負担が蓄積されてしまい膝痛を発症してしまうのです。

【改善エクササイズ】

それでは、エクササイズの紹介です。
エクササイズ方法:
① 片脚ずつ伸ばしていきます
② 膝を小さく曲げたり伸ばしたりしていきます。
③ 慣れてきたら脱力してリズムよく曲げ伸ばししていきましょう。
ポイントは膝を小さく動かし、股関節へ振動が伝わるのを意識して脱力して行いましょう。
10回を目安に行います。

こちらからエクササイズの動画を見ることができます。

股関節から膝痛改善を!