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「トレーナーを子供が将来目指したい職業に!」奥野純也さんインタビュー

コアコントレーナーの現場での姿をレポートするシリーズ。

今回は大阪府を訪れました。大阪市営地下鉄谷町線「南森町駅」より徒歩5分の所にあるパーソナルトレーニングサロン「B-station」、このサロンの代表でありパーソナルトレーナーの奥野純也さんにお話いただきました。

指導対象は一般の方から第一線で活躍するアスリートまでと様々、さらにJCCA認定講師として同じ志を持つ指導者の育成にも力を注ぐ奥野さんのコアコンへの想いをインタビューしました。

※インタビューの詳細を動画にてご紹介しております。併せてご覧下さい。

指導風景3

現在はパーソナルトレーナーとして活躍している奥野さん。しかし、大学卒業後の進路はインストラクターとしてフィットネスクラブへの入社を選択しました。

「大学三年生の時に、現場経験を積むためにフィットネスクラブでアルバイトを始めました。そこで、運動指導をする楽しさに魅力を感じて、卒業後はフィットネスクラブに入社することを決めました。

しかし、インストラクターとして集団指導をしていく中で、一人ひとりに合わせた細やかな指導をしていきたいと思うようになりました。そこからマンツーマンで個別指導をするパーソナルトレーナーとして活動したいという気持ちが強くなり、独立を決めました。

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奥野さんのサロンにはウェイトトレーニングなど、高負荷でトレーニングを行う機材がほとんどありません。指導の軸となっているのはコアコンであり、身体の土台作りを指導し、姿勢改善やスタイル改善を主に提供しています。

「基本的なセッションの流れは、アライメントを整え、可動性を引き出すエクササイズから始まります。続いて、インナーユニットの活性化、体幹の安定性を高める種目を行い、骨盤帯・肩甲帯のトレーニングという流れで進みます。

ツールはクライアントの状況に応じて使い分けます。中にはツールは活用せず、動きの中から正しい姿勢を作り出すこともあります。」

セミナー風景

トレーナーとしての活動以外にもJCCA認定講師としてコアコンの普及に努める奥野さん。なぜそこまでコアコンにのめり込んで行ったのでしょうか。

「大学四年生の時に受講したベーシックセブンセミナーで実際にベーシックセブンを体験する時間がありました。エクササイズを終え、床に降りた時の背中のべったり感はとても衝撃的でしたね。

当時は自身のウエイトトレーニングにも行き詰っていたので、トレーニング前に導入しました。そうしたら、今までできなかった”あと一回”ができるようになり、ウエイトもあげることができるようのなったのです。トレーニングの質も高まり、これは本当にスゴイ!と実感しましたね。

さらにコアコンの学びを深めるうちに、指導現場でも活用したいと思うようになり、現在では普及活動を通して、同じ志を持つ仲間を集うようになりました。」

指導風景4

話の最後に今後の活動についてもお話いただきました。

「自分の中でやりたいことはたくさんありますが、主として力を入れているのはサロンの発展とトレーナーの社会的認知を高めることです。より多くの方にトレーナーという職業を知ってもらい、目指してもらえるようになるのがベストです。子どもが将来目指したい職業を聞きランキングを発表していますが、そこにトレーナーがランクインしたら最高ですね。

その実現のためには自分自身が現場で多くの方に携わることも必要ですし、トレーナースキルを磨いて行くことも大事だと考えています。

そして、同じ志を持った仲間とサロンを盛り上げていき、将来的には店舗を増やせるようにこれからも努力していきたいと思います。」

-trainer profile 奥野純也 Junya Okuno-

アップ(奥野純也)

パーソナルトレーニングサロンB-station代表。大学卒業後、フィットネスクラブに社員インストラクターとして入社。指導を重ねる中、トレーナーとして独立することを決意し、退職後フリーランスパーソナルトレーナーとして活動をスタート。活動拠点を東京に移し、5年間の指導経験を経て、2013年にパーソナルトレーニングサロンB-stationをオープン。現在、同サロンにてパーソナルトレーニング指導を実施する傍ら、JCCA認定セミナーを開催するなど、トレーナーの社会的認知を高めるために力を注ぐ。