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体幹トレーニングで腰痛予防 ストレッチポールで腰痛予防エクササイズ

腰痛予防は今、国をあげて取り組んでいる課題

日本人の60%の方が悩まされているといわれているのが腰痛です。
今は元気な方も歳月と共に腰痛発症の可能性が高まって行くかもしれません。
長時間座っていてから、やおら立ち上がるときに、「ああ~痛い」って
腰に手を当てて立ち上がるのは、想像したくないですよね。
今現在、腰痛を持っていないあなたが、
腰痛で悩む60%にならないようにするためには予防の必要があります。

さて、最近いろいろな場面で「腰痛」の単語を目にする機会が増えてきました。
これは、国の取り組みが反映されているのです。
腰痛が就業性疾患の6割を占めていることから、厚生労働省は昨年6月「職場における腰痛予防対策指針」の適応範囲を広げ、
従来の重量物を取り扱う事業場から福祉・医療分野における介護・看護作業全般にまで適応することを決めました。
内容としては、作業姿勢、動作や腰痛の健康診断を実施する。腰痛予防体操を実施するなど作業環境の管理など様々な規定を定めました。

腰痛の多くは無理な姿勢を取り続けていたり、筋肉の疲労が取れていなかったりとスポーツや生活の中で
かかる負荷からくるものが多いといえます。
これが蓄積されていくうちに腰痛を引き起こしてしまうのです。

お腹の深層部の筋肉を鍛えて腰痛予防

体幹をトレーニングして鍛えることは腰痛予防には重要です。
肋骨まわりと違って、お腹まわりの場合、内臓保持をサポートするのは、太い背骨と筋肉になります。
腰の負担を軽減するために、お腹の内部に筋肉でできたコルセットを作ることが有効です。
お腹の筋肉は、内臓に近い深層部から動いていきます。「腹筋を鍛える」にしても、深層部の筋肉から鍛えていくのが体幹トレーニングです。
コアコンディショニングは、体幹トレーニングの一つです。インナーマッスルを鍛える前に、
まずはカラダの歪んだ状態を緩め整えることから始まります。
ストレッチポール:基本のエクササイズ や
骨盤&股関節まわりに作用するエクササイズ を試してみてください。

さらにここでは腰に負担をかけない動きをマスターするエクササイズを紹介します。

◎フロッグキックは、上記骨盤&股関節まわりに作用するエクササイズにでてきたものです。
股関節の可動域を大きくします。骨盤の機能を正常化することは腰痛と動作の改善に大きく関わります。

◎ハーフカット 軸回旋は、安定性の高いストレッチポール ハーフカットを使用したものです。
体の軸をキープして左右に揺れることで、深層部の体幹を作っていきます。
コアコントレーナーの指導のもとにやるほうが効果が高いでしょう。

◎ひめトレ シェイプブレスはお腹深層部の筋肉を鍛える体幹トレーニングです。息が切れるほど激しいトレーニングではありませんが、
ちゃんとやると、カラダの内部から暖まってきます。定期的な運動習慣のない方、シニアの方にもお勧めです。

コアコンディショニングで腰痛予防し、健康的な生活を送りましょう。